2024年4月16日更新
SDGs
2024年2月5日~18日の約2週間、【楽しくアクション!SDGs】発信強化ウィークとして数々の企画をオンエアしました。
その一環として特別番組『EXITの未来を本気で考える4~フューチャーランナーズSP~』(2月10日14:30~15:30放送 関東ローカル)を放送。4年連続MCを務めるEXITが今回本気(マジ)で考えたのが「自然との共生」でした。
国連が発表した「SDGs報告2023特別版」によると、SDGsの全ターゲットのうち順調に推移しているのはたったの15%。このままいくと、自然環境に不可逆的な被害を及ぼす恐れがあると言われています。
そこで今回は、「回復」「活用」「循環」の3つのポイントに着目し、EXITが天然食材ハンター・谷田圭太さんと山や川でお宝食材探し。山でトリュフを探したり、じねんじょを掘ったり、川ではコイつかみにも挑戦!
「適度な量を取って、取ったものは責任を持って食べる。人間が適切に管理すれば自然は多くの恵みを与えてくれる」という谷田さんの考えを番組内で実践しました。
また、制作開始時より環境への心がけ《グリーンメモ》を共有し、地球温暖化の原因である二酸化炭素(CO2)排出量をできるだけ減らすように努めました。
さらに今回は、番組内で放置竹林を伐採・整備しバイオ炭作りに挑戦!それを土に埋めることでも、CO2を削減しました。放置するとCO2を排出してしまう古い竹を燃やして炭にし、固定することで大気中への排出を抑えることができるのです。
最後は、バイオ炭を混ぜた土壌でできたクルベジ野菜とロケで採った食材を使ってサステナブルなバーベキュー♪
太陽光パネルが付いたテーブルや、土に変えるバーベキューセット、不要になった糸くずやワタを再利用して作った軍手など、随所に環境への配慮がなされました。
移動手段はなるべくCO2排出量が多い飛行機や車を避け、公共交通機関を利用したり、お弁当も肉ではなく魚にしたり…。肉食は私たちの口に入るまでにCO2をたくさん排出してしまうのです。
最終的に、打ち合わせ、移動、ごみ・電池・電力使用量、編集作業において排出したCO2量を、オンラインツール「アルバート」にて算出。
出してしまったCO2量の全量(0.88トン)分の「森林吸収J-クレジット※」を購入することで、実質CO2ゼロを実現しました。ゼロカーボン番組を実現したのは2023年に続いて2回目です。
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森林オーナー:真樹販売株式会社提供 |
今回は長崎県日本伝統建築を支える森のCO2吸収事業(0235)」の森林吸収J-クレジットを活用(2023年は再エネ由来のJ-クレジットを活用)しました。クレジット1トンをグリーンプラス株式会社(https://green-plus.co.jp/)から調達、番組放送までに無効化を完了し、放送で視聴者の皆様にお伝えすることができました。
※J-クレジット制度とは、適切な森林管理によるCO2の吸収量などを「クレジット」として国が認証する制度
( https://japancredit.go.jp/about/outline/ )
私たちは今後とも気候変動対策を単に取材・放送するだけではなく、自らの番組制作においてもできるだけCO2を減らせるよう努めて参ります。